和風割烹料理の飲食店で発生したトイレの詰まりトラブルポタポタチョロチョロについて、便器脱着(便器を外して逆さにする)作業による詰まり修理の事例をご紹介します。お昼過ぎに飲食店様からお電話を頂き、17時からの営業開始までに間に合うようにトイレの詰まりを修理して欲しいというご依頼を頂きました。現場は近くでしたが時間に限りがありますので大急ぎでお店に向かいました。電話から15分程で到着し、トイレの様子を見させて頂くと、水を流しても便器内に水が溜まったあと、ゆっくりと水位が下がっていくという状態でした。トイレットペーパーや排泄物での詰まりであればローポンプという道具を使用する事で短時間で詰まりを抜くことができるため、まずはローポンプにて負圧をかけてみましたが、詰まりが抜ける事(びくともせず)はなく、ポンプの手応えからも変な詰まり方をしているように感じられましたので、オーナー様に了承を頂いて、便器を脱着して詰まりの原因を確認しつつ除去することに決まりました。便器だけを外してひっくり返したいのですが、便器の上にはタンクと便座が載っていますので、まずはタンクと便座を便器から外して作業の邪魔にならない場所に避難して(これが大変)、床に固定された便器を外してひっくり返してみると、すぐに詰まりの原因物が目で確認できました(ビンゴ)。ゆっくり返した便器の内部に白い大きな塊が引っ掛かっていましたので、トングを使って引っぱり出してみると、明らかにトイレットペーパーとは異なる硬めの紙の塊でした。オーナー様にもご確認頂くと、どうやら客席で使用されている紙製のおしぼりだということが判明しました(あちゃー)。ティッシュペーパーやおしぼりやペーパータオルなどは、水にぬれても一切融けませんので、トイレに流してしまうと内部で塊となって詰まりを引き起こしてしまいます。便器を脱着することで詰まりの原因を目で確認することができて、無事除去することができましたので、便器とタンク、便座を元通りに組み戻して、何度かトイレを流して排水テスト(ここで良く水漏れが発生するんですよね、泣き)を行いました。トイレットペーパーを大量に入れて流しても問題なく流れましたので、今回の修理は無事完了となりました。営業開始時間にも余裕を持って間に合ってよかったです、とにかくトイレットペーパー以外の上を流すとまたこのようになりますよ、また同じことがすぐに起こる可能性もありますよ。
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