まずはトイレの状況を確認していきました。便器の中は水の量は正常でしたが水を流すと流れが悪く便器から水が溢れそうになりました。
しばらく放置し水が引けばいいのですが、水が引かずにかなり大変な詰まりでした。
さらに頻繁に詰まってしまうということで、おそらく配管の方で詰まっている可能性が高く、配管洗浄が必要でした。
詰まり状況をお客様に伝え、この後の作業内容を説明し「早く使えないと困る」とのことでした。ローポンプと薬剤を使って作業していきます。
ローポンプはラバーカップの何倍もの威力あり、紙詰まりや汚物による詰まりだとほとんど解消してくれます。
詰まっている場所にもよりますが、弊社ではトイレ詰まりの際はまずローポンプで作業していきます。
使い方は便器に穴にローポンプの先端をしっかりと合わせ真空状態を作り押したり引いたりして詰まりを解消していきます。
ラバーカップもローボンプも水を利用してつまりを抜きます。
水がなければ水を足さなくてはなりません。
また今回は重度の詰まりだったので同時に薬剤も投入しました。
ローポンプで10分ほど作業し薬剤を入れ5分ほど放置し再度ローポンプで作業し繰り返しやりましたがなかなか詰まりが解消されませんでした。
これは配管の方が原因と判断しトイレのタンクと便器を外していきます。まず止水栓を閉め、給水管を外しタンクと便器を外していきます。
タンクを外したら便器を外しました。
便器を外すと配管が確認でき水位が高い状態でした。
これは配管を洗浄し詰まりを解消しなければなりません。
ノズルを配水管に入れ詰まっている場所まで進めていきます。
この時注意したいのが無理やり入れてしまうと配管が傷ついてしまうので慎重に入れていきます。
詰まり部分に達したら洗浄していきます。洗浄する時、詰まりが解消されていないので一気にやってしまうと水位が上がってきて溢れてしまうので少しずつしか洗浄できません。
その作業を一時間ほどやると詰まりが解消されました。
解消されたら配水管を洗浄しきれいにし作業は終了しました。
お客様に詰まりが解消されているかを確認してもらい便器とタンクを戻していきます。
ここで慎重にやらないと水漏れを起こします。
つなぎ目や継ぎ手のところをしっかりチェックしなければなりません。
最後に全体の水漏れが無いか確認し、お客様にも再度確認してもらい作業は終了しました。
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