ロードサイドの家具屋さんの事務所横に設置された手洗器の排水水漏れのトラブルポタポタチョロチョロについて、排水トラップの交換作業の事例をご紹介します。会社様の担当者の方よりご相談のお電話を頂きました。手洗い場の排水パイプが腐食しており、水漏れが起きているとのことで、排水パイプの交換の見積りをご希望のようでした。なるべく早く直したいので見積りの概算を教えて欲しいというお電話でしたが、排水トラップは材質や形状によって価格が大きく異なる製品であるため、作業料金については見積り可能ですが、全体の見積り金額については現状を確認させて頂いてからでなければお出しできないということを説明させて頂きました。(申し訳ありません)できればすぐに見に来て見積りして欲しいというご希望でしたので、電話の後すぐにお伺いしました。設置されていた排水トラップは、金属製のS型排水トラップで、さらにポップアップ式というタイプでした。ポップアップ式というのは、手洗器の上にある水栓と連動する構造のもので、水栓などについているつまみを上げ下げすることで、排水口のフタが閉じたり開いたりする機能がついています。先ほども少し触れましたが、材質が樹脂製なのか金属製なのか、排水方向が床排水なのか壁排水なのか、その他の機能があるか無いか、排水口やパイプのサイズはどれくらいか、によって種類も価格も様々なのです。今回はポップアップ機能もそのまま残したいというご希望でしたので、現状設置されているものと全て同じタイプの新品への交換という内容の修理の見積りを作成することに決まりました。排水トラップの交換の際は、色々な箇所の寸法をしっかりと調べて選定しなければ、いざ交換しようとしても合わずに取り付けできなかったり、不具合が生じたりすることがあります。(これはよく失敗した経験がりますよ)水栓や排水トラップの型番は消えてしまっていましたが、幸いなことに水栓のメーカーは確認できましたので、メーカーに写真を送って型番を調べてもらいました。現状設置されている物は既に廃番となってしまっていましたが、代替品が現在でも作られているとのことでしたので、そちらへの交換の内容で見積りをお出ししました。今回はその場ですぐに決裁を頂けましたので、その後すぐに部材を取り寄せて、後日交換作業を行いました。今回は排水の漏れでしたので、製品が到着するまでの間の応急処置として、割れてしまっていた部分にテーピングをすることによって一時的に使用できるようにしました。(これで良いと言われる場合もあります、汗!)
受付時間8:00~20:00