4階建てのマンションの集合住宅で発生した台所蛇口の水漏れトラブルチョロチョロポタポタについて、蛇口本体の交換作業の事例をご紹介します。お客様から台所の水漏れについてご相談の問い合わせをいただきました。蛇口の根元部分にいつも水が溜まっているとのことで、気になっているので一度見に来て欲しいというご相談でした。マンションのお部屋なので下の階に漏水していないか心配されているようでした。お伺いして蛇口を見させて頂くと、ワンホールタイプのシングルレバー混合水栓でした。レバーを下に下げると水が出るので、阪神淡路大震災よりも前に造られた蛇口ということになり、今年で26年以上使用されている計算になります。今まで一度も部品交換などのメンテナンスはしたことがないというお話でした。水が漏れてしまっている箇所は複数あり、レバー下の隙間部分と、回転吐水パイプの上下の隙間部分でした。レバー内部のカートリッジという部品の交換と、吐水パイプ内部のОリングというパッキンの交換という修理内容が主な修理内容になります。蛇口の取付も緩んできているのか本体も左右に少し回ってしまう状態で、蛇口本体の経年劣化も見過ごせない状態でした。傷んでしまっている箇所を一つ一つ修理をし、この先ずっとこの蛇口を使い続けるということにメリットはあまりないという点、今後また水漏れトラブルが起きて下の階に迷惑をかけたくない、安心して毎日使用したいというお客様のお考えから、今回は部品交換修理ではなく、蛇口本体を新しいものに交換するという方法にて修理を行うことになりました。蛇口は何でもいいと仰っていましたが、これから長く使って頂く物ですから、カタログを見て頂いて車に常備在庫している蛇口も併せて選んで頂きました。車に常備していたスタンダードな蛇口を気に入って頂けたので、そのまま交換作業を行い、30分後には新しい蛇口で水が使用できるようになりました。実際の作業は後日になるものと思っていたそうで、一日で済んでとてもよかったと喜んで頂けました、まぁ、大体15年ぐらいの目安で壊れますので、部分的な修理ではなく、全交換が良いと思います。25年なので「大往生」だと思います。
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