トイレつまり依頼ですハイスパットを使っての洋式トイレ詰り修理案件をご紹介します。お客様よりトイレが詰まってしまったのですぐに来て欲しいと連絡がありました。時刻は月曜日の朝8:00です。お客様は平日しか営業をしていないと勘違いされていて月曜日の朝一番まで待っていたそうです。当店は年中無休で営業しており、緊急時ならば営業時間が終了していてもお客様のご要望にお答えしますし、一番近くのスタッフがお伺い致しますのでご安心ください。今回は30分弱の最短の時間で現場に向かい修理を行いました。修理の前に詰まってしまったいきさつの細かい状況を確認したところ、以前からトイレをよく詰まらせてしまうとの事でした。3か月に一度くらいのペースでトイレが詰まり、悪い時には一か月に一度くらい詰まるそうです。その都度、ご主人様がホームセンターで\3.000くらいで購入してきたラバーカップを使い詰りを除去してきましたが、今回はラバーカップを使っても詰りが解消されない為、当社を呼んだそうです。一応、念の為に何か水に溶けない異物が詰まっていないか確認しましたが、大勢のお客様が使用するので、可能性は有るとの事でした。もし、女性用の生理用品等を誤って流してしまった場合、ラバーカップやハイスパットでの詰り解消は非常に難しいです。その場合、便器を外して直接便器の裏側から異物を除去する方法が一般的です。便器脱着作業の場合、通常の詰り除去作業に比べ、時間も費用も掛かってしまいます。今回は詰まっている物の予想ができませんでしたので先ずは屋外の排水管側の詰りが無いか確認する為、屋外の排水マスの点検を行いました。蓋を開けて詰りが無いか確認しましたが、つまりは有りませんでした。マスが空洞であれば正常ですが、ここに水や汚物が溜まっているとマストマスの間が何かの原因で詰まっているんですよね、便器側での詰りが濃厚となりましたので、ハイスパットという道具で詰り抜きを試みてみましょうと作業に取り掛かりました。ハイスパットで詰りが抜けない場合は、便器の中で水に溶けない異物が詰まっている可能性が非常に高くなりますので、便器の脱着を行い、詰りを取り除きます。ハイスパットの説明ですが、ハイスパットとは、水鉄砲の様な機械で便器内に水圧を掛ける事により汚物を強制的に押し出し詰りを取り除く機械です。早ければ1~2分程度で詰りが抜けます。又、ペーパー等の汚物なら大抵がハイスパットで詰りが解消されます。しかし今回は一向に詰りが抜けません。今回は5分以上時間が掛かっています。もしかしたらペーパー以外の異物が詰まっているのかなと思っていた矢先、何か今までとは違う感覚がハイスパットを使っている手に伝わってきました。粘り強くハイスパットを使っていたらようやく詰りを抜く事に成功しました。詰りの原因として恐らく、パットでは無く、便やペーパーだったのではないかと思います。しかし、結果的に通常作業で詰りを抜く事ができて良かったです。頻繁にトイレが詰まる原因は予測ではありますが、便器内のパイプに尿石が溜まり流れにくい状態であったり、ペーパーが2重の厚いタイプでしたので、便とペーパーを大量に流す事により詰りやすくなってしまうのではないのかと考えられます。対策として、備え付けの洗浄便座を使い、ペーパーの量を減らすとともに、ペーパーを1枚タイプのものに変更する事が有効になるのではないかと思います。ただし今はつまりが取れましたが、また続くようであれば、何か小さな人形とか、歯ブラシ、キャップ、猫の砂・・・など便器の中のトラップに残っているかもしれません、その場合はまた何かの拍子で詰まりやすくなります、今度は面倒ですが脱着して裏から調査しなくてはなりませんね。
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