和食飲食店の厨房で起きた手洗器排水管の水漏れトラブルポタポタチョロチョロについて、Sトラップ(排水管)の交換修理の事例をご紹介します。飲食店様から水漏れ修理のご依頼を頂きました。厨房内に設置された手洗器の排水管から水が漏れてしまうとのことで、今まで何度か水漏れは発生していたそうですが、ご自分でその都度テープを巻いて補修を試みてきたようです。最近はテープを巻いても漏れてくる水の量が多くなってしまったので、今回は手洗器の排水管の交換修理をご希望でした。手洗器は厨房の奥の方に設置されていて、排水管の交換であれば水を止める必要もないため、お店の営業には差し支えない状況でしたので、都合のよい時に修理に来てくださいとお話がありましたが、お店の混雑する時間帯にお伺いしても修理はできても説明や立ち会って頂いて確認して頂いたりするのに支障が出てしまいますので、アイドルタイム(14時から17時も間くらい)の時間帯をお聞きしてその時間帯にお伺いしました。水漏れの原因はパッキンの劣化ではなく、パイプ本体が経年の劣化により亀裂が入ってしまったことでした。この洗面台下の排水管は金属の場合、10年から20年近くで、青さびなどが発生して劣化します。亀裂が小さいうちはテープを巻くなどして漏れないようにすることは可能だったかも知れませんが、亀裂が大きくなり、数も増えたことにより、テープでは抑えることができなくなってしまったようです。車内在庫の同じサイズの排水Sトラップがありましたので、傷んだSトラップを解体して、新しいものに入れ替えて組み立て直しで完了です。
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