ツーバイフォー住宅での一般の戸建住宅の屋外に設置された電気温水器の水漏れトラブルについて、給水関連の給湯管の一部補修の事例をご紹介します。お客様から温水器から水漏れしているので見に来て欲しいとご依頼いただきました。。お客様宅へお伺いして状況を詳しく見させて頂きました。屋外設置された電気温水器の廻りが濡れていました。実は雨が降っていない日でもずっと濡れているので水漏れしていることに気づいたというお話でした。どこから漏れているのか詳しく調査した結果、温水器の天辺部分、本体からお湯の配管がされている所の銅管の継ぎ目複数個所から熱いお湯が少しずつ漏れてしまっていました。お客様にも状況を確認して頂いて、漏れてしまっている銅管部分を新たに施工し直すことになりました。電気温水器内には80℃近いお湯が入っているため、お湯の配管自体も高温です。まず水を止め、本体と配管の中のお湯も少し抜いて冷ましてから作業をしなくてはなりません。銅管は経年劣化と高温により劣化したのかと思われますが、(大体それが9割がたですね)一か所おかしな施工がされていたため(新築のときの職人のやり方が従来とは違う施工されている)、正規の施工にて配管し直しました。通常、パッキンが入る場所にはシールテープは巻くことはなく、逆にシールテープを巻く場所にはパッキンは入れません。温水器本体からの立ち上がり部分との接合部には、シールテープが巻かれた上にパッキンも入っていました。シールテープを巻く部分ではナットが十分に締まらないためパッキンがしっかりと機能しなくなってしまいます。シールテープもパッキンも、どちらも隙間を埋めて水圧に耐えて漏れなくするためのものですが、両方同時に使用すれば万全というわけではなく、逆効果で、決して同時には使用しません。一般の方がホームセンターなどで材料を購入してDIYされた結果そういった施工になってしまっている場面を見ることはありますが、今回のお客様は設置業者さん以外触っていないと仰っていましたので?マークが浮かびつつも正規の施工方法にて作業を継続しました。また、高温のお湯が流れる配管には高温にも耐えられるパッキンを使用します。(これが大事ですね)給水管に使用するゴムパッキンなどを使用してしまうと、すぐにパッキンが劣化して漏れの原因にもなりますのでこちらも注意が必要ですね。(パッキンにもお湯用もあるんですよ)ともあれ高温のお湯が勢いよく噴き出して止めようにも近寄れない…といった大事にならなくて本当によかったです。今まで数回経験あるんですよ。
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