今回はハイスパットを使っての洋式トイレ詰り修理案件です。
お客様よりトイレが詰まってしまったのですぐに来て欲しいと連絡がありました。
30分弱の最短の時間で現場に向かい修理を行いました。修理の前に詰まってしまったいきさつの細かい状況を確認したところ、以前からトイレをよく詰まらせてしまうとの事でした。
3か月に一度くらいのペースでトイレが詰まり、悪い時には一か月に一度くらい詰まるそうです。
その都度、ホームセンターで購入してきたラバーカップを使い詰りを除去してきましたが、今回はラバーカップを使っても詰りが解消されない為、当社に電話したとのことです。
便器脱着作業の場合、通常の詰り除去作業に比べ、時間も費用も掛かってしまいます。
まずは屋外の排水管側の詰りが無いか確認する為、屋外の排水マスの点検を行いました。
蓋を開けて詰りが無いか確認しましたが、マスは空っぽ状態で、ここが水が溜まっていると屋外の排水のつまりが原因の場合があります、
つまりは有りませんでした。便器側での詰りが濃厚となりましたので、ハイスパットという道具で詰り抜きを試みてみましょうと作業に取り掛かりました。
ハイスパットとは、水鉄砲の様な機械で便器内に空気の力でミスを利用して水圧を掛ける事により汚物を強制的に押し出し詰りを取り除く機械です。
早ければ1~2分程度で詰りが抜けます。又、ペーパー等の汚物なら大抵がローポンプで詰りが解消されます。
しかし今回は一向に詰りが抜けません。
今回は5分以上時間が掛かっています。
もしかしたらペーパー以外の異物が詰まっているのかなと思っていた矢先、何か今までとは違う感覚が使っている手に伝わってきました。
粘り強くハイスパットを使っていたらようやく詰りを抜く事に成功しました。
詰りの原因として恐らく便やトイレットペーパーだったのではないかと思います。
しかし、結果的に通常作業で詰りを抜く事ができて良かったです。
頻繁にトイレが詰まる原因は予測ではありますが、便器内のパイプに尿石が溜まり流れにくい状態であったり、ペーパーが2重の厚いタイプでしたので、
便とペーパーを大量に流す事により詰りやすくなってしまうのではないのかと考えられます。
対策として、備え付けの洗浄便座を使い、ペーパーの量を減らすとともに、ペーパーを1枚タイプのものに変更する事が有効になるのではないかと思います。
お客様には、また今日中に詰まる場合もあります、それは今回の作業ミスではありませんということを説明して納得してもらって帰りました。
トイレットペーパーの使い過ぎには注意しましょう。
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